裁判関係で音声起こしをご利用予定のお客様へ


▼起こしのタイプと体裁について

裁判関係で音声起こしをご利用される場合は、特にお申し出の無い限りは丸起こし(素起こし)となります(「えー」「あのー」などを含む)。

体裁は、明朝12ポイント、左余白30mmでの納品とさせていただきます。

 

▼納期について

隠し撮り等により、もとの音源の質が悪い場合は、納期が通常より若干遅くなりますので、ご承知置きください。

 

▼納品までの流れ

音源拝受 → 文字化 → WORD、PDF原稿もしくは紙原稿で仮納品 → 内容に不備が無ければ御請求の手続きに入らせていただきます。

※表書きをつけさせていただきます(ご希望の場合)。

音源拝受 → 文字化 → WORD、PDF原稿もしくは紙原稿で仮納品 → お客様による校正作業 → 朱入れ原稿をもとに修正し、表書きをつけて納品 → 御請求

※表書き【音源タイトル、起こしの範囲、納品日、翻訳者名の記載と押印】

 

▼起こしの出来上がりについて

可能な限り聞き取りを行って文字化いたしますが、聞き取りの不明瞭な語尾や用語に関しては、文字化の際に(不明@00:00:00)のような記述となります。

お客様による校正作業の際に、朱書きで校正いただいたものでも、聞き直しの際に校正内容と同様であると確認できなかった場合は修正致しかねますので、ご了承ください。

 

▼音源内容の守秘義務について

基本的に当方でお引き受けいたしました業務内容につきましては、守秘義務遵守のもと作業を行っており、納品後も継続して守秘義務は遵守いたしております。

「守秘義務誓約書」の提出については、お客様からの御要望がございました場合に限り提出させていただいておりますので、お入り用な方は遠慮なくお申し出ください。

 

▼手付け金について【余程の事情が無い限りは必要ありません】

裁判関係の音声起こしは、お客様の様々な御事情によるものとお察しいたします。

起こし音源が長時間に渡る場合や、お客様ご自身の連絡先が電話番号もしくはE-mailアドレスのみなど、身元を開示いただけない場合などは、作業に入る前に手付け金を頂戴する場合がございます。

大変残念ではありますが、信頼関係のもと作業を行ったにも関わらず、お支払いいただけない場合などのリスクを避けるためですので、どうぞ御理解のほどよろしくお願い致します。

 

▼怒号やDV、虐待と思われる内容が含まれる音源について

程度にもよりますが、当方の基準によりお引き受けできかねる場合がございます。

音源の内容については、作業に入る前にある程度の概要等をお知らせいただけますようお願いいたします。

 

★重要★

札幌地方裁判所に尋ねたところ、裁判用の音声起こしは、特に業者の表書きなどが必要なものではなく、お客様ご自身で文字化されたものでも差し支えないとの回答を頂戴しております。ただし、ご本人様などが文字化された場合は、いつ、どのように文字化をしたのか等、具体的に尋ねられる場合があるとのことでした。

音声起こしは、決して単価の安いものでは無いと思っています。裁判関係での利用を目的とした録音の場合、特に音質が悪かったり、用語や語尾が聞き取れないなどの場合が多く、ご依頼いただいたお客様に必ずしも御満足いただける出来上がりにならない場合もございます。お引き受けしたからには誠心誠意作業を行わせていただく所存ですが、ご依頼の際にはよく御勘案の上、ご依頼いただけますようお願いいたします。